独立のための収益物件購入

独立のための収益物件購入

宅建業での独立を見据え、不動産投資ノウハウを身に着けたい

かねてから付き合いのあった不動産会社勤務のサラリーマンの方が独立を見据え収益物件を買いたいと弊社にご相談いただく。

収益物件の売買について、業務では仲介業者として携わったことはあったものの、不動産投資という観点では「なぜこの物件を買うのか」「どのような事業計画を立てているのか」がわからず、不動産投資を理解するため収益物件を自身の手で保有したいというお考えでした。
また独立後すぐに、少しでもキャッシュフローがほしいため経営的な目線でも収益物件の保有を希望されていました。

資産負債の整地と金融機関相談

まずは現金・有価証券・保険等、その他不動産資産の資産と住宅ローン等の負債を整理していただきました。

不動産会社勤務、収益物件売買の実績ありということで、勤務先の不動産会社の取引金融機関を中心に複数の金融機関に弊社から融資可否及び融資可能金額の確認を行いました。
サラリーマンが不動産投資用の融資を受けるのは、「副業」とみなされ厳しい回答が来ることが多いものの、お客様の背景を理解してくれた金融機関から融資可能との回答をいただき物件紹介をすることとなった。

事業展開と物件選定を相談

サラリーマンということもあり、最初から大きな金額の融資はNG。

またお客様も「不動産投資を理解する」という目的が強かったこともあり、ローリターンではあるもののローリスクの区分所有マンションを1棟目に購入することで合意しました。
静岡市葵区の街中の単身用区分所有マンションがちょうどいいタイミングで売りに出たため、その物件をご購入いただきお客様の不動産投資はスタートしました。

2物件目についての考え方

収益物件の保有が始まり、お客様も少しづつ不動産投資についての考え方の理解も深まってきたタイミングで、2棟目が欲しいと相談を受けました。


お客様自身の金融機関のつながりで、1棟目物件に融資をしてくれた金融機関とは別の金融機関から2,000万円までなら融資OKとの話をもらってきてくれたため、2,000万円をベースに次の物件の選び方を打ち合わせ。近年の収益物件価格の高騰及び収益物件人気の高まりにより、2,000万円以下の収益物件情報が入らない中で、2棟目はたまたま偶然予算内のアパートが出ればいいものの、待っていても出ない可能性もありチャンスロスとなってしまうため、主に戸建てを中心に取得する提案をさせていただいています。


戸建ては、身の回りの維持管理は入居者が自分でやってくれる傾向にあり管理が楽というメリットがあり、かつ土地代は残るため、建物が使えなくなっても資産的価値も高い。
まだ2棟目の購入には至っていませんが、引き続き戸建てを中心に物件探しをしています。