こんにちは。

静岡市葵区の不動産屋、新富不動産スタジオです。

よくご実家を相続されたお客様から売却に際して

「家の中に家具や家電や家財道具が大量に残っているけどどうしたらいいの？」

というご相談をいただきます。

みなさんが生前に身辺整理をされているわけではないので、生前お住まいだった家の中に家財道具一式が残っていることは当然です。

結論から言うと、その家の売却の仕方によって荷物を片付ける場合と片付けなくてよい場合があります。

①荷物を片付ける場合

ほとんどの場合は荷物を片付けていただくこととなります。

購入される方が一般の方の場合は、ご自分で荷物の処分ができるわけではないですし、処分業者の知り合いがいるわけでもありません。

ですので、売主様側の負担で荷物を整理し何もなくなった状態でお引渡しをするのが一般的です。

それに購入希望のお客様をご案内する際には荷物が置かれていると、細かい部分まで確認できないため購入判断がしづらくなるため、正式に販売を開始する前にお片付けをされることをおススメします。

ただその場合でも、ご自分ですべて清掃工場や市の資源ごみに出してもらう必要もなく、家財道具一式を処分してくれるリサイクル業者に一括でお願いすることが多いです。

当然お知り合いでリサイクル業者がいればご自分で手配されてもいいですし、不動産屋から紹介もされるのでどちらを選んでいただいても大丈夫です。

②荷物を片付けなくてよい場合

これは買主が不動産業者となる場合が多いです。

不動産業者は自社で不動産を購入する際、ある程度経験を積んでいる不動産屋なら細かい部分は見なくてもおおよそ頭の中でどのようになっているかイメージ及び計算ができます。

そのため荷物処分も知り合いのリサイクル業者にお願いすることを想定して処分費を差し引いた金額で現況のままの状態で買いますよというケースが多いです。

売主様としては最終的な手残り金額に大きな差はなく、しかも売主様自身が荷物処分のためリサイクル業者を手配し、立ち合いし、完了を確認するといった手間からも解放されるので、このように不動産屋が買主となる場合は現況売買とするケースが多いです。

荷物の処分の他にも、不動産を相続して初めて不動産を売却されるケースでは

「どうすればいいんだろう・・・」

という不安や疑問は付き物。

そんなときは事前にある程度ご自身で調べつつも不動産屋に思い切って相談してみましょう！

きっといい解決方法を提案してくれると思いますよ！