こんにちは。

静岡市葵区の不動産屋、新富不動産スタジオです。

不動産の売却について調べてみると「媒介契約」という言葉が出てきますね。

媒介契約？

と思われる方も多いかもしれませんが、媒介契約とは簡単に言うと

土地（不動産）を売りたい方が、土地（不動産）の売却活動を不動産屋に依頼する契約

です。

つまり売主様と不動産屋との間で結ばれる契約です。

いざ土地（不動産）が売れたら買主様と結ぶ契約は「（不動産）売買契約」です。

紛らわしいですね(-_-;)

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媒介契約では

• 売却する対象物件
• 売却活動を依頼する期間
• 売却が成立した際の報酬額と報酬の支払い時期

などが定められます。

また媒介契約には下記の3種類があります。

1. 一般媒介契約
2. 専任媒介契約
3. 専属専任媒介契約

一般媒介契約は複数の不動産屋に同条件で土地（不動産）の売却活動を依頼できます。

専任媒介契約は依頼できる不動産屋は1社ですが自分で買主を見つけることはできます。

専属専任媒介契約は依頼できる不動産屋も1社のみ、買主も自分で見つけることもできず、不動産屋にすべてを託す契約方式です。

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これだけ見ると複数の不動産屋に土地（不動産）の売却を依頼できる一般媒介契約が有利に見えますよね？

実際そう考えて一般媒介契約で複数社に依頼される売主様も少なくありません。

ただこれには少し裏があって、売却業務を受託する不動産屋目線からすると、どんなに一所懸命買主様を探してもタッチの差ででも別の不動産屋が早く買主様を見つけ売買契約が結ばれてしまったらそれまでの努力が水の泡。

そのような理由から、

最初から勝てる可能性が少ない一般媒介契約ではやる気を出さない不動産屋も多い

のです・・・

不動産屋の収入の柱は「仲介手数料」です。

その仲介手数料も成功報酬のため、努力してどれだけ良いプロセスを経ても結果がダメであれば努力は認められず仲介手数料はゼロとなってしまう厳しい世界。

なので不動産屋は是が非でも「専任媒介契約」または「専属専任媒介契約」を取ろうとして来ます。

それだけ不動産屋心理としては

「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の方がやる気も出ますし、やらなければならないという責任感も出て売却活動に励みます。

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不動産屋は横のつながりが強く、不動産屋同士で様々な形で物件の情報交換、顧客情報（購入ニーズ情報）交換を毎日し合っています。

一般媒介契約は売主様から見たら直接依頼した不動産屋の数は多く、一見すると売れそうな感じはしますが、実は「専任媒介契約」、「専属専任媒介契約」でも、依頼をした不動産屋（仮にA社）から様々な不動産屋にその物件情報は届きますし、別の不動産屋（仮にB社）のお客様の購入ニーズとマッチする物件であれば、A社とB社の共同仲介（A社は売主様側仲介会社、B社は買主様側仲介会社）という形で土地（不動産）の売買が成立するのです。

逆に一般媒介契約だと、ライバルが多く時間勝負となるので、すぐに買ってくれるけど値段は買値は安い不動産屋に声をかけて色々な話を織り交ぜながら安売りさせようとする不動産屋もいます(-_-;)

調べれば不動産系の色々なサイトで「一般媒介契約がいい」「専任媒介契約がいい」などと書かれた情報が飛び交っています。

ただ、このような不動産屋の実態や習性を知ったうえで、自分にあった媒介契約の方式を選択されることをおススメします(*^^*)

ちなみに新富不動産スタジオがお客様から売却の依頼をいただくのは、ほとんどが「専任媒介契約」です！

共通の知人からの紹介でお声がけいただく案件が多いという事情はありますが、ご売却のご依頼をいただいた不動産はいつもスピーディーに買主様を見つけ早期売買を実現しているため、その時の売主様からお知り合いの方で不動産を売却したい方をご紹介いただけているため(*^^*)

もちろん一般媒介契約でも喜んで土地（不動産）を売りたいというお話はお受けしますので、不動産売却に迷ったら新富不動産スタジオへお気軽にご相談ください(*^^*)