相続コンサルティング進行中

相続

お久しぶりです!新富不動産スタジオの川村です!

約1週間ぶりのブログ更新。

3月ということもあるのかないのか・・・ここのところ契約や決済が続き、また色々な不動産相談も山盛りで、なかなかブログを書く時間がとれず久しぶりにブログを更新しています。

新富不動産スタジオのブログを毎日楽しみにしていただいているあなた!お待たせしました!

・・・あんまりいないと思いますが(笑)

さて、今僕は相続診断士としてある地主さんの相続コンサルティングをしています。

その方はもともと兼業農家の方で、農地や収益物件を保有しているのですが、仕事をリタイヤしたことによってライフプランが大きく変わり、将来の相続へ向けて今から相続税対策や争族対策として不動産を整理していきたいというご要望をお持ちです。

僕なんかからすると不動産をいくつも所有されているということは羨ましい限りですが、多くご所有されている資産家の方は資産家の方で色々なお悩みやご不安をお持ちなんですね。

この地主さんは、もともとお父様お母さまの相続で不動産を多く保有することになったという経緯もありますし、賃貸物件を建築されたときにはあくまで相続税対策と土地活用という2つのポイントだけで建築をしたそうです。

今日地主さんとお会いして、今売却のご依頼をいただいている収益物件の売却活動の中間報告をしがてら、今後ほかの不動産をどのようにしていきたいのかという点を聞いてきました。

地主さんにも大きく分けて二つのパターンがあり、

①下の代に不動産という「物」で相続をすると、下の代の方が困るから現金化して困らないような形に変えて相続を迎えたい

②先祖代々守ってきた不動産を自分の代で終わらせることはできないから、自分の時には不動産のまま相続をさせたい

上記のようなパターンに分かれることが多いです。

今お手伝いさせていただいている地主さんは、①のパターンで不動産資産を相続させたくないタイプの方でした。

そのため、取り急ぎは所有していることで最もストレスがかかっている賃貸物件(収益物件)をまずは売却し現金化するということから取り組んでいますが、今日のコンサルティングにより別に保有されている市街地農地も将来的には売却する方向の話となりました。

ただこの農地については納税猶予を受けているため、納税猶予期間が切れるまでは手をつけられない状態でした。

しかし、不動産として相続をさせたくないという強いご希望があるため、納税猶予期間中に、同じ売却でも最も高額で売却できる方法を探っていきご提案するということで今日の話はまとまりました。

この地主さんは、今まで不動産を所有していてもある程度経済的なストレスは感じていなかったけれども、仕事をリタイヤした時期から所有していることでの経済的・精神的なストレスを感じるようになったとおっしゃっておりました。

さらに今まではある特定の不動産の売却や活用の提案はあったけど保有資産やすべての資産背景、そして自分の感じている不安や将来像をくみ取って総合的にコンサルティングしてくれる方がいなかったので今回のご縁がとてもありがたいと、地主さんよりありがたいお言葉を頂戴しました。

新富不動産スタジオは、単純に不動産の売却や購入のお手伝いをすることももちろんありますが、今回の地主さんの例のようにお客様のご意思をくみ取ったうえで、精神的・経済的に最も適した方法を提案するコンサルティングを心がけて日々仕事に励んでいます。

ありがたいことに、ここのところ新富不動産スタジオにコンサルティングをご依頼いただく、またはコンサルティング契約をしてほしいという方が増えてきています。

まだまだ自分では半人前と思っていますが、お客様の評価を素直に受け止め、今後はさらに多くの方が精神的・経済的に裕福になっていただけるようなコンサルティングを心がけ精進していきたいです(^-^)

それでは、また次回!