今日は土地の決済!残金決済について解説!

今日は土地の決済!残金決済について解説!|静岡市葵区の新富不動産スタジオ

おはようございます。

静岡市葵区の不動産屋、新富不動産スタジオです。

今日は午後一番で土地の残金決済です!

不動産を売ったり買ったりしたことのある方は「残金決済」という言葉を不動産屋から聞いたことがあると思います。

でもこれから不動産を売ったり買ったりしたい方は「残金決済って何?」となりますよね。

残金決済について解説します。


残金決済とは

不動産における残金決済とは

不動産の残代金や固定資産税都市計画税日割り清算金などの各種清算金を不動産の買主から売主に支払って、登記手続き及び不動産のお引渡しをする手続き

のことを言います。

通常の場合は、不動産売買契約の際に「手付金」を支払っているので、残金決済での残代金とは

売買代金-手付金=残代金

となります。


残金決済って何をするの?

残金決済当日は下記の流れで進行します。

1.会場(金融機関の場合が多い)に売主、買主、仲介会社、司法書士が集まります。

2.その他買主側、売主側で残金決済に立ち合いが必要な方が来る場合も。

3.全員が揃ったら司法書士が売主、買主から「委任状」「登記原因証明情報」と言った所有権移転登記に必要な書類に記名押印をもらいます。

4.登記申請手続きが完了したら金融機関に支払いの指示(融資実行、送金)の指示を出します。

5.送金が完了するまで売主から買主へ引き継ぐべき書類や建物の鍵の授受などを行います。

6.送金完了の知らせを金融機関から受け取ったら残金決済完了。

7.不動産屋へ仲介手数料の支払い、司法書士へ登記料の支払い。

8.解散

ざっくりと上記のような流れとなります。

売主、買主様にとって晴れてお引渡し、そしてお金のやり取りがされる大舞台。

おめでたい席なのです!

ただ、上記の5の待ち時間がとても長い場合もあり、最短では10分ほどで送金完了となることもありますが、長いと1時間を超える場合もあります。

これは金融機関の込み具合や担当者の慣れや事前準備によって左右されるので、長くても仕方ないのです。

1時間を超える待ち時間があると途中からお話しすることもなくなり、無言で各々大気という状況になることも(-_-;)


残金決済時の持ち物は?

これは売主、買主によっても違いますし、融資を受けるかどうかによっても変わってきます。

共通するものとしては下記となります。

売主

・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなどの顔写真付きのもの)

・実印

・印鑑証明書(発効から3か月以内のもの)

・登記済権利証または登記識別情報

・銀行通帳(入金確認用)

・仲介手数料

買主

・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなどの顔写真付きのもの)

・実印

・印鑑証明書(発効から3か月以内のもの)

・銀行通帳

・銀行印

・仲介手数料

・司法書士への登記料

もちろんケースバイケースでその他書類が必要になることもありますが、上記はほぼどの取引でも必要となるケースが多いです。


事前の準備を万全に!

先にも書きましたが、残金決済は売主、買主にとっての晴れ舞台。

でも遅刻や必要書類を忘れてしまったといった理由で残金決済が延期になってしまったりしたら大問題となってしまいます。

残金決済は、必ず不動産屋から都度、日時や必要書類などのアナウンスがあります。

必要書類は必ず早めに取得しておき、決済当日も会場に少し早めに到着するなど事前準備を万全に、また当日も早め早めの行動を意識して残金決済を迎えましょう!

不動産売買では必ず残金決済というイベントが発生します。

不動産屋の中には結構適当な会社・担当者もいるので、自分から残金決済のことを早く教えてほしいと言ってもいいかもしれません。

売買自体を信頼できる不動産屋に依頼するのが一番なので、そんなときには新富不動産スタジオにお気軽にご相談ください(*^^*)