不動産業界はKKDHの世界という俗評
こんにちは。
静岡市葵区の不動産屋、新富不動産スタジオです。
タイトルにもあるKKDH。
KKDH=勘(K)・経験(K)・度胸(D)・ハッタリ(H)
というビジネス用語。
正式なビジネス用語かどうかはわかりませんが、けっこう使われる言葉のようです。
突然KKDHと言って何?
と思われる方も多いかと思いますが、とあるサイトを覗いていたら下記のような不動産業界評が載っていました。
「不動産業界はこれまで KKDH(勘と経験と度胸とハッタリ)の業界と呼ばれ、テクノロジーの活用は他業界に比べ著しく遅れていると言われ続けてきました。
不動産業界は未だに「飲み会で情報交換を行うことが良い物件を仕込むための一番いい 方法だ」と言われる非常にレガシーな業界です。
そのためフェイストゥフェイスによる「人の繋がり」が何よりも重視されています。
このように業務が極端に属人的な業界では、情報が不透明になりやすいという問題点が起こります。
情報を独占することそのものが商売のネタになり差別化の要素となるからです」
うわー、不動産業界のことをめちゃめちゃ的確に言い得ている(*_*;
実際に別の不動産屋と話をすると、下記のような言葉がよく出てきます。
・今まで〇〇だったから、今回も〇〇にしました!
・金額の根拠って?→多分これくらいで売れると思ったから!
・飛び込み営業上等です!手っ取り早くていいですよ!
・(マイナス面がある物件紹介で)この物件は問い合わせ多くてすぐ売れちゃうと思うから急いでくださいね!
本当に上のような言葉を同業者(不動産屋)からよく聞きます・・・。
まさにKKDH(勘・経験・度胸・ハッタリ)ですね・・・。
こんなんだからいつまで経っても世間の不動産業界・不動産屋に対する悪い見方が
変わらないんでしょうね(-_-;)
確かに
・飲み会での情報交換がとても大事・・・合ってます。
・フェイストゥフェイスによる人のつながりを最重要視する・・・合ってます。
・業務が属人的で情報が不透明になりやすい・・・合ってます。
・テクノロジーの活用が他業界より著しく遅れている・・・合ってます。
全て合ってますね(笑)
たしかに合ってはいますが、これはいわゆる「昔の不動産屋」の特徴。
最近は20代や30代で独立する優秀な営業マンも増えてきています。
全員が全員ではありませんが、徐々に昔の不動産屋のようなKKDHの体質から脱却しようと頑張っている不動産屋も多く見かけます。
やはりネットの発達したこの世の中では、お客様が自分自身である程度の情報を知ることができる時代。
その情報が氾濫していて、本当の情報もあれば噓の情報、伝え方が悪くて湾曲した理解となってしまうこともありますが。
そんな中で不動産屋も徐々に姿勢を変えていかなければ生き残れないし、お客様のためを考えればKKDHからの脱却は必要な課題だと認識しています。
自分もKKDHを地で行くような部分もありますが、どちらかというと自分が不利になるとわかっていても知り得た情報(いい情報だけでなく悪い情報も)はお客様に噓偽りなくお話して、そのうえでご納得いただたいたうえで公正な不動産のお取引をさせてもらっているつもりです。
なんだかしっかりしたレポートに不動産業界=KKDHとしっかりと書かれてしまっていたのを発見して、ちょっと笑ってしまった部分が半分、がっかりしたのが半分という複雑な気持ちになって何となくこの記事を書いてしまいました(-_-;)
これからも正直なスタンスで仕事をしてきたいと、ひっそりと心に誓った雨の夕方でした(笑)
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