事故物件のこと
おはようございます。
静岡市葵区の不動産屋、新富不動産スタジオです。
朝からこんな話で恐縮ですが、「事故物件」って聞いたことありますか?
数年前には「事故物件 怖い間取」という映画も放映されましたし、テレビ番組なんかでも事故物件関連のドラマもよく放送されるようになったり。
事故物件サイトの「大島てる」なんて不動産に興味のない方でも興味本位で見たことがあるなんて方もいるくらい、言い方悪いですが市民権を得たワードですよね(*_*;
「事故物件」というと、大きく括るとその不動産の中で人が亡くなった履歴がある物件。
アットホームやスーモやホームズなどの物件広告サイトでは、よく「告知事項有」として掲載されています。
不動産屋の間では事故物件の他にも告知物件と呼んだりする場合もあります。
弊社でも孤独死のマンションを購入したこともありますし、自死された中古住宅の仲介のお手伝いをさせてもらったこともあります。
よく仲間の不動産屋から事故物件の買取などで相談をいただいたり(笑)
事故物件専門の不動産屋ではないんですけど・・・(*_*;
- 静岡市の首つり自殺の中古住宅
- 静岡市の殺人の中古住宅
- 静岡市の焼身事故歴有りの土地
- 静岡市の孤独死の中古マンション
- 静岡市の飛び降り自殺の1棟売りマンション
- 焼津市の孤独死の中古マンション
などなど。
過去には上記のような色々な事故物件の売却相談をいただきました。
不動産をやっていると意外と事故物件って身近な存在なんです。
ところで不動産に興味のある方は耳にしたことがあるかもしれませんが、2021年10月8日に国土交通省から「宅建業者による人の死の告知に関するガイドライン」が発表されたことはご存じですか?
詳しい説明は下記のSUUMOの記事からご覧ください<(_ _)>
https://suumo.jp/journal/2021/11/16/183578
今までは人の死について不動産業界内では告知に関するルールというのは実は存在していなかったんです。
よく耳にする「賃貸だったら人が亡くなった後、最初の入居者には告知義務があるけど、2度目以降の入居者には告知義務はないから言わなくていい」という話も、実はルールに則って決められたものではなく単なる通説でした。
ただ、2021年にガイドラインにて定められたことによって、告知のルールがある程度明確化したので、今後は今まで一括りで事故物件とされてきた人が亡くなった履歴のある不動産も今までより「普通」に市場で流通されることになるんじゃないかと思っています。
そうすると今まで人の死で苦しんだ不動産の所有者さん(売主さんであったり大家さんであったり)も、今までより救済される方向になるかなとも思います。
「事故物件」が当たり前で流通するようになると、「事故物件」という言葉自体が無くなってくるかもしれませんね。
賃料が安いから事故物件を狙って入居する人もいるみたいですし、安く買えるから事故物件を狙って投資物件として購入する不動産投資家もいます。
そういった方々にとってはガイドラインの制定は若干影響のあるトピックだったかもしれませんね。
弊社も事故物件を狙っているわけではありませんが、特に抵抗なく買取させていただいています(笑)
静岡で事故物件でお困りの方はぜひ弊社でご相談ください<(_ _)>
地元静岡市を中心に、静岡県内全域で不動産の売買・賃貸仲介に加え不動産買取や不動産投資など、不動産を通じて様々な問題解決に向けたコンサルティングを行っています。
様々な不動産の購入や売却の仲介や買取にコンサルティング、そして賃貸経営のことなど、不動産に関するご相談はお気軽に弊社までお申し付けください。